RENOVATION

「所蔵している飛行機の貴重な模型が多数あるのだけれどなんとか活かせませんか」
専門学校のエアポート課からのご相談が改修のきっかけでした。
吹抜けスペースに飛行機が旋回して上がっていく様子を描くために大型の円形モニュメントを造り、中心の太い鉄パイプからブラケットで飛行機を吊り、天井はミラーを貼り無限の天空に飛行機が飛びたっていくプランを考えました。
こんな仕掛けを造るのなら共有スペースも思い切って空港のイメージでと関係者の思いが膨らみました。
エレベーターホールは飛行機の発着を表示する電光掲示板（実際は発光しません）を設置し、床の仕上げは滑走路、長い廊下には飛行機の丸みを帯びたボディを造りました。
CAを目指す学生の実施訓練のため教室内部にはハットラック（手荷物収納棚）も設置しています。