建築設計
大宮ビューティーアート専門学校埼玉県
敷地は準工業地域で大型トラックが頻繁に走る交通量の多い幹線道路沿いである。
この国道17号線は計画道路となっており道路沿いに大幅なセットバックを強いられた。
さらに日影規制で高さを抑える必要があり教室の数を確保するためには難しい設計となった。
それでも交差点の角にある利点を活かして長い外観を造ることを考えた。
外壁とカーテンウォールを一定のリズムで組合せ48mの連続した外壁を形成した。
セットバック部分には多数の樹木や季節の花で緑地を造り白い外壁と対比させた。
幹線道路に柔らかい印象を与えるように図った。
この専門学校は美容を学ぶ学生のための施設である。
各教室にはドライヤー用の天井からのコンセントやネイル除光液の臭いを排出する換気窓を整備した。
夜になると長い廊下の色とりどりの光が外部に漏れて美しいグラデーションを見せる。