建築設計
飛鳥未来きずな高等学校 名古屋キャンパス愛知県
住宅地の中の学校計画である。辺りには戸建てや低層のアパートがひしめいており、学校を建設するイメージは想像し難かった。しかし敷地前のコンビニには学生たちが大勢集まってくるのを見ると近くに中学か高校があるのだろう。
今回の建物は高さを抑え地下1階、地上3階建てとした。
ファサードは打放しコンクリートが重なって3つのキューブが段々に大きくなる形状を描いた。
キューブの間には素焼きのセラミックルーバーを配し、この学校のテーマカラーである橙色をグラデーションで表現してRCのやや冷たい雰囲気を和らげた。
地下までつながる中庭には自然光が差し込んで建物全体が明るくなるよう図った。